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窓のリフォームで暮らしを快適に。費用や工法について

窓のリフォームは省エネや断熱、防音効果など暮らしやすくなる良いメリットがたくさんあります。しかし、注意すべき点を抑えていないとリフォームしたのに後悔してしまう原因にも。今回は窓リフォームのメリットとデメリット、気をつけるべきことなどをご紹介します。

窓リフォームの費用

窓のリフォームの費用目安は採用する窓ガラスの素材や大きさによって大きく異なります。

1箇所のみや小さな窓のリフォームであれば10万円以下で施工できることもありますし、家全部の窓や大きな窓を交換する場合は100万程することもあります。平均的には20万前後~40万くらいで収まることが多いです。

また工事内容にもよりますが、一般的に工法別の費用が安い順番をお伝えすると、ガラス交換(ガラスのみ交換)⇒内窓設置⇒カバー工法⇒窓交換(窓枠も変える)。の順で費用がが上がりやすくなります。

なお、現在の現在の窓リフォームの工法の主流は、カバー工法か内窓設置となっています。

窓リフォームの魅力

断熱対策になる

家の中で熱の出入りが最も多いのは窓といわれており、冬は50%ほど、夏は75%ほども窓から熱が行き来しています。断熱性能のある窓に変えることで、効果的にお家の高断熱化を図ることができ、外気の影響を受けにくくできます。

 

光熱費の節約になる

家の断熱性能を高めることができれば、エアコンや暖房で必要となる電気代やガス代を減らすことができます。先述の通り、窓は家の温度に大きく影響する場所なので、リフォームすることで省エネが期待できます。

 

防音対策になる

建物の壁と比べて窓ガラスははるかに薄いため、騒音が聞こえやすいです。逆に家の中の話し声や物音も近隣に響いてしまいます。周囲の騒音に悩まされていたり、家で楽器を弾いていたりするご家庭であれば、防音をするには窓の対策が効果的です。

 

結露を防ぐことができる

結露は家の外と中の気温差によって起こります。結露はカビやダニを発生しやすくしたり、家を早く劣化させたりする原因となります。窓をリフォームすることで結露を防ぐことが可能です。

 

デザイン性や機能性が向上する

窓ガラスの素材は、日々進化しています。断熱性・遮熱性・防犯・UVカットなど、お住まいのお困りごとに合わせて選ぶことが可能です。開閉の動作や戸締まりの鍵の部分も使いやすい工夫が施されているものが多くあります。

窓リフォームの施工方法

●ガラス交換

●カバー工法

●内窓設置

窓リフォームの代表的な工法は上記3つが挙げられます。以下でそれぞれご紹介していきます。


ガラス交換

名前の通り、既存の窓ガラスを新しいガラスに交換する最もシンプルな工法です。コストも抑えやすい方法になりますが、劣化が進んでない窓枠に適用できます。なお、既存サッシに納まらないガラスを選んだ場合、専用のアタッチメントが必要です。

●メリット

費用が最も安い

施工時間が短くて済む

●デメリット

窓枠の劣化が目立つ場合は施工できない場合もある

アタッチメント部分に結露が発生しやすい

 

カバー工法

カバー工法とは、既存の窓枠に新しい窓枠を被せて、新しい窓を取り付ける工法です。窓枠を交換する必要がないため、工期が短く費用も安く抑えることができます。窓枠が古くなった窓にもおすすめの工法です。

●メリット

窓枠も含めて新しくできる

施工時間が比較的短い(1箇所3時間ほど)

費用も抑えやすい

●デメリット

既存の窓よりも小さい窓になる

下枠に立ちあがりが発生する


各メーカーの公式HPもぜひ参考にしてみてください。

【YKKAP】https://www.ykkap.co.jp/consumer/reform/window/

【lixil】https://www.lixil.co.jp/lineup/window/reform/

 

内窓設置

内窓とは今の窓の内側にもう1つ窓を設置する方法です。二重窓や二重サッシと呼ばれたりもします。規格製品の窓をそのまま取り付けるだけになるので、作業時間も早く1箇所あたり1時間程で終わります。

 

●メリット

作業終了が早い(1時間ほど)

断熱や防犯面の強化ができる

 

●デメリット

窓を2回あけることになる

掃除がやや手間になる

 

窓リフォームでお住まいの機能性を高めよう

省エネやエコが推進される中で関心が高まっている窓リフォームですが、製品が多くどれがよいか分からないとお困りのお声もよく聞きます。窓リフォームやお住いに関するお困りごと、気になることなどございましたら、どうぞお気軽に当社までご相談ください。