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カニ(蟹)でより良い健康対応

 

カニは免疫力強化・強心・強肝・貧血改善の効能がある鍋料理には欠かせないダイエット食ともいわれます。

旬はこれからの冬になります。

毛ガニやズワイガニは北海道や日本海側で多く捕れ、ズワイガニが美味とされ、、産地により 越前ガニ(福井県)、松葉ガニ(兵庫県・鳥取県)などとも呼ばれています。

ガザミは日本中を移動するのでワタリガニといわれ、東京ではガザミの呼び方がポピュラーです。

タラのいる所に一緒に棲んでいるタラバガニはヤドカリの仲間で、、脚はハサミを含めて4対(8本)です。

酒の肴として唐揚げで食されたりするサワガニは、、日本で唯一の純粋な淡水産(淡水でしか生息しない)カニです。

カニの内臓には多くの酵素があり、カニが死ぬと酵素群が肉を融解してしまい そこに細菌が付着して腐敗を早めてしまうので古くなったカニは食中毒を起こしやすいといわれています。カニの肉は加熱することで味が良くなり筋肉も柔らかくほぐれるので、、早目に調理することが好ましといえます。

 

肉にはグルタミン酸・グリシン・グアニル酸などの甘味成分が含まれ、味を一層引き立ててくれるので、、手を加えず酢醤油で食べても美味しいです。

カニは一般的に低脂肪、高タンパク質なので、、肥満や生活習慣病で悩む方には格好の栄養食といえます。

糖分の代謝に必須のビタミンB類・貧血を防ぐ鉄・強精作用のある亜鉛・骨歯を強くするカルシウムなどのビタミン・ミネラルも豊富に含まれ、コレステロールを下げ、肝臓を強くし、血栓を防ぐタウリンも多量に含まれています。

カニの殻に含まれる食物繊維の一種であるキチン・キトサンは、、腸内の善玉菌(ビフィズス菌など)を増やして整腸作用を発揮し腸内の発ガン物質や有毒物質を排泄し、免疫力を高めて発ガンを防ぐなどの作用があります。

カニの缶詰は肉を紙で包んでいますが、、これは高価だからというのではなく、缶の成分とカニの成分が化学変化を起こして肉が黒色に変化するのを防ぐための工夫です。

これからのカニが美味しい季節に、、意識して食してみてはいかがでしょうか‥‥

 

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