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乾式コンクリート瓦(モニエルなど)の塗装工事について

乾式コンクリート瓦はフラットな平型や写真の様な洋風のタイプがあります。

モニエル瓦などが一般的な名称としてポピュラーです。

モニエル瓦という名称は 日本の企業がオーストラリアのモニエル社と提携して開発された瓦で、モニエル瓦という名称で幅広く販売・施工されたため…

いつの間にか俗称となっている経過があります。

淡路大震災の時に丈夫だけど、重量があるため、地震時の住宅倒壊による死者が非常に多かったとの検証結果から、屋根瓦の軽量化の開発へと特化してゆく流れとなり、一時期は製造中止状態となっていました。

現在は改修・差し替え用として、受注生産などの対応がなされています。

製造中止時には 「この乾式コンクリート瓦は差し替えも困難で放置しておけば屋根の葺き替えにも成り兼ねないので一刻も早く塗装対応するべきです」などとセールストークに使われていました。

また、この乾式コンクリート瓦の発売時には変性エポキシ樹脂が開発されておらず、乾式コンクリート瓦独特のスラリー(着色セメント層)に塗膜が浸透してシッカリと塗装することが困難であったため、<塗装出来ない瓦><塗装しても塗膜剥離が生じてしまう瓦>と認識され、2017年12月現在でも この様に認識しているお客様や塗装業者も存在しています。現在は塗装することで、

長く美しく延命出来る瓦です。しかも丈夫で他瓦と比べて 雨漏りし難い瓦でもあります。

初期工程の高圧洗浄で十分丁寧にコケや汚れ・着色セメント層(スラリー)の旧塗膜までも洗い落とす工程が重要になります。(塗装後の塗膜剥離の原因を失くす工程)

以下は高圧洗浄後の写真です。

そして、適正工法で仕上げた結果の写真です。

業者さんに話を聞いたり、工事の説明を受けたけれども 分かり難く疑問がある方、何を言っているのか全く分からないとおっしゃる方、「お気軽に0120-144-416 へお電話下さい。」

有限会社セーフティ リフォーム事業部