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私たちが生きるために重要な生体電流

生体が電気信号を発するという現象は、、18世紀からイタリアの生物学者ガルバーニや物理学者ボルタによって研究が行われてきました。生体電気という言葉はガルバーニによって1786年に最初に用いられました。人の体の中では見たことやしたいことを弱い電気の信号にして脳や神経・筋肉に伝わっています。

現代医療ではこの現象を利用した様々な医療機器が活躍しています。中でも生体の電気信号を測定する診断装置は、人間が生きて活動している状態かどうかを調べる‥命に関わる重要な医療機器です。微弱な脳の電気の活動を調べて脳機能を検査する「脳波計」や身体の筋肉が活動する際に発生する電気の活動を調べて神経や脳の活動状態を診断する「筋電計」、心臓の筋肉で生まれる微弱な電気信号を捉えて心臓の状態を観察する「心電計」などが挙げられます。

心臓が止まると電気ショックを与えますが、、これは人工的に電気信号を体内に送り込んでいます。電気信号が無いと生きていません。

生体電流は私たちが生きていくために重要な役割を担っています。血液の流れ、脳が各内臓・筋肉に出す命令、体内にある各細胞同士の連絡も全て生体電流の電気信号で行われています。全身の血液の流れやリンパの流れ、脳や心臓の動きも生体電流によって機能するようになっています。生体電流が滞ることなくスムーズに流れることで健康な体を維持できます。

人間の細胞のひとつひとつにはプラスイオンとマイナスイオンがあり、身体の内側と外側のバランスが保たれています。プラスとマイナスのバランスが正常な場合は各臓器に血液が行きわたる状態で生体電流のバランスが保たれています。バランスが崩れると、、体の中に流れる生体電流が乱れてしまい自律神経も乱れます。その結果‥だるい・めまい・頭痛・不眠・生理不順・生理痛・痩せない・むくみ・肌荒れ・首肩のコリ・腰ひざ痛・不妊・子宮トラブル・やる気でない・疲労感など様々な不調が起こります。

生体電流はエネルギーを起こす元であるATP(アデノシン3リン酸)という物質の生成やタンパク質の合成、心臓が動き常に呼吸をすること、身体を動かすこと皮膚が細胞分裂して生まれ変わることなどに働きかけています。

生体電流は私たちが生きているうえで常に行っている成長・代謝・増殖作用・細胞分裂作用を促しています。

生体電流・自律神経が乱れる原因は、、食生活の乱れや運動不足・パソコンやスマートフォンまたは携帯電話などの電磁波・加齢(40歳前後~)・ストレス・疲労と睡眠不足 などが考えられます。

パソコンや携帯電話から出る電磁波は最も生体電流を弱める原因と言われています。加齢による生体電流の衰えは自然治癒力を低下させてしまいます。生体電流が慢性的に滞ると体調不良は悪化して発病のリスクは高くなってしまいます。

生体電流の流れを良くするには、、全身の血流を良くして自律神経のバランスを整えることが大切で、、自律神経の活動が活発化すると生体電流が円滑に流れるようになります。

自律神経を整える効果的なセルフケアは、、眠れない場合でも昼夜逆転しない様に朝日を浴びて体内時計をリセット・手軽なストレッチで筋肉をほぐす・ぬるめのお湯に浸かり副交感神経を優位にする・「香り」を生活の中に活かしてリラックス・寝る前にスマホを見ない などがおすすめです。

お客様の生活をより良いものに…